初空のゆめ

Happy メェ〜 Year!

今年も、どうぞ、よろシープお願い致します。!
お正月いかがお過ごしでしょうか?初ゆめぇ〜みました?
みた方もみなかった方も、ばくに食べられてしまった方は取り返すもよし、とはいえ、ばくに食べてもらった悪夢はなしにして…。めぇ〜でたい羊年のお正月故。それでは、皆さま、メェ〜ルヘンてこりんにまいりませう^O^。


  • 阿ト理恵
  • 2015/01/02 (Fri) 22:00:02
初空のゆめ
おいそれと流されねえようにおれは川に落ちた帽子を拾おうとしただけなんだぜここだけの話マジで、で、だ。仰いだところで糞忌々しいお天道様がいい気分を夢見させてくれるんだけどよ、こちとらこの川辺があたしの夢だってことに気付いているわけでいい加減うんざりしてゲボ吐きそうなわけわかる?わかんね?じゃあ地べたに吐かれたゲボにまみれて口つぐんでな。と、そんなことをくっちゃべっていたら帽子は川下へどんぶらこどんぶらこなわけでおまえとあたしの二人が木の棒持って間抜け面さらしているだけの風景、川原では石ころでつみき遊びしてるがきどもに燦燦と太陽が光をぶつまけていて、しあわせビーム!いえーい!おまえも一緒になってスペシウム光線の手の形していてなんだかなにもかもどうでもよくなったの。で、土手に土筆とか生えていないか探しつつお昼寝をしようとおもう。本当はまぶしいから目隠しのための帽子が欲しかったんだけどね。薄目を開けて見るとピーカンの空に羊雲ひとつ。
  • 2015/01/03 (Sat) 15:32:23
初空のゆめ
グリーン、ブルー、レッド、イエローが空を飛び、ブラックになって着陸する瞬間、飛行機雲は空を突き破り、粛清(パージ)されて戻ってきたレッドが、クールなブラックに変わる、代わる代わる空を見上げ、今はまだオードブル止まりでしたか、ええそうですねと言って空を飛び、軌跡を描いて戻ってきた、ゆず色とみかん色とが混ざり合って夢色に染まった紅葉の、並木道をゆくそのまた軌跡を追いかけて、そんな色つきの夢を、見ていた僕は酔っ払い、夢に酔っ払い、朝日も見逃して、冴え冴えしい朝焼けを、昼に見る。
  • はかいし
  • 2015/01/03 (Sat) 16:00:41
初空のゆめ
信心深く生きるために区切りというのはどうしても必要らしい
まっとうな人生を歩み悪路へと道を踏み外していかないように
平凡に思えて価値を見失いがちな日常に対する審美眼の濁りを洗い流すために
平穏無事に過ぎ去ったものごとに感謝しこれから新たに始まり直す日々の無事を祈る

一区切りを迎えるに当たり
少しずつ蓄積された汚れを取りのぞき
いつの間にか終わっていった物事に思いを馳せ
今まで接点のあった人々との関係を少し緩めて温めて
忘れるべきものは忘れ
捨ててはならないものは大事に保存し
来るべき新しいものを受け入れる準備をする

恋に落ちる時
いつだってそれは初恋である
あの人が他の誰よりも気になり始め
この人しか自分に合う人はいないと思う
その人と出会うことによって恋を知り
自分自身とも必然的に向き合っていく

一年を終える時
それはあらかじめ定められた儀式的な死だ
あの頃がまた淡く遠く輝くようになり
この頃がまた一つ速度を上げて過ぎ去り
そのときが着々と迫ってくる

毎日ひたすらに繰り返されてきた日の出が突然に初めてのものとなる
生まれて初めて光を浴びたような気分になる
新しい年を祝い挨拶を交わす
吹き荒れる風すら生まれ変わったように思える
雪が降らないところにも初雪が降る

初めて日が傾いて地に沈み
布団での初めての眠り
生まれて初めてみたゆめは
ひとつも思い出せないが
寒さの中で少しずつ
温まりつつあるゆめは
今年を占う初めてのゆめ
  • あまん
  • 2015/01/03 (Sat) 19:13:46
初空のゆめ
そうだ、筋肉という名前だった!
思い出したぞ!


あれは貧弱な力こぶを指で無理やり力こぶに仕立て上げた様な山の奥で人知れず粗末な生活を送っている街の名前であり私はその街を求めて九州街道をひとっ飛び暗いアルプス山脈の子ヤギに跨りみたらし団子を片手に謎の美少女を引き連れてついでに珍奇な格好をした劇団を引き連れながらおいそれと靴に装着したカナビラが外れ南の島の魚達が大移動を始めたという生態系が狂いだした日本海の瀬戸大橋に跨り次いでに団子を咥え中身はあんこでありなんとこし餡ではなかった腹いせにコーンスープを飲み干してやったが自分がトウモロコシを口にした途端全身を下から上までなぞるような吐き気を催す人間であったことを思い出し慌ててこし餡の詰まったたい焼きで大海原を駆け巡るワタシは勇者でありエクスカリバーを配給されトスされたファイヤーボールは文字通り熱くキャッチャーミットが萌えあがる程であり萌え萌えでありアリは蟻でありアルプスはハイジでありクララでありハイドでありジキルは巧みな筆さばきをもって和を和紙の上で巧みな表現を持ってこれが表現だと全国民の皆さん私が正義ですと年末にも関わらず全国各地では世界中の悲惨な状況を呪いに呪ったデモ行進が篝火と共に集れ燃焼し後には紙くずが残るがそれはやがていつの日か私のティッシュとなり私は鼻水をかんだいなくるくると放物線を描きながら外は満月絶好のお花見であった中々正月がこない茄子がこないどうなっているのだしかし投げたボールは私に返ってくることはなく反比例のグラフのように地上から天井へと天井に引っ付いた紙虫はかみむしといい名のとおり列記とした神様の系譜に連なる紙ゴミの召使であった小間使いでもよい上腕二頭筋という筋肉とふくらはぎというおはぎみたいな筋肉ばかりが有名になってしまったこの界隈では腹筋協会の会員数は会長を含めて三人しかいないという酷い有様でありワシントンに置かれた世界腹筋参画機関通称金閣寺では日夜を通していかにして腹筋という文化が上腕二頭筋に劣らぬものになるのかという不毛にして孤高ぞんざいにして抹茶プリンより屍といった頭髪ばかり抜け落ちてゆくあれは散々たるものであった

エビフライという魚のようなエビが近年太平洋のど真ん中の海底で発見されたという知らせを聞き我々はすぐさまトレーラを引き抜き次いでに大根を引き抜きどれもこれも収穫仕立ての旬な野菜はキュンキュンしちゃいますわおいそこのメガネさっさとここに味噌と醤油もってこいやといわれたのでカチンときた私は腹いせに柚胡椒を持っていったのだがこれが大受だったメガネという相性はそもそものび太から始まったという説があるがそれは兎も角としてカクカクシカジカ私はどちらかというと誰とも知られぬ馬の骨でありまだメガネという謎の属性を持つ私の立ち位置はクラスの中でもやはり微妙であった私はメガネをつけているせいか勉強ができる奴のように思われているが実はそうではない純粋にゲームをしすぎたパソコンをいじりすぎたいじると言ってもプログラムを打ち込んでミニゲームを作っただとかレヴィストロースの考えをゲームに生かして大ヒットゲーム作ったわけじゃァないんだ!ただ適当に生きていたらこうなっていたというメガネちゃんなのだ

鈍色の精彩を放つ時は満ちた今宵こそは満月の下で一緒にファミコンがしたいものだオヤジ達が使っていた数十年前のファミコンはもう大分前に動かなくなってしまったからやはり新しいのが買いたくなってしまうのだがそれはともあれ今日はなんと一月の三日である友人からは毎年の事であるがお前の願いはなんだと聞かれ私はゲームをすることだと言い張ると私は鼻で笑われた初詣のお祈りで願うことは自分が渇望しているシリーズ物の続編がクオリティーを落とさずに無事発売されることというなんとも腑抜けな願いであることは自分でもわかっているがしかどうしてもそう思ってしまうのだったそもそも一年に一度しかこない信者の願いを紙が叶えてくれる訳がないではないか。パンパンをと冬空に晴れ渡る螺旋のような拍手が途端急に我を忘れたかのような雑踏の中に私を招き入れ私は筋肉という街の立札がついた街にあれよあれよという間に迷い込んでいた

気が付くと私の筋肉が酷く膨張しており昨日買ったばかりのダウンジャケットの装甲を内か破り捨てる程の盛り上がりと歓声であり私は一瞬して凍えた。ここはどこだ、私はどうなってしまったんだ!

そうだ、筋肉という名前だった!思い出したぞ!
私は我を我でみづからおのづから忘れ忘我の境地で斑紋とした斑道を螺旋のように高速で這いずり回っていったあれは貧弱な力こぶを指で無理やり力こぶに仕立て上げた様な山に囲まれた上腕二頭筋であり山奥で人知れず筋肉を巧みなまでに育てあげた化学物質というプロテインで食生活を開梱する街という隠れ家であり秘密基地でありどちらかというと秘密結社であり私はその街を離れて奥羽山脈をひとっ飛び灼熱と涼しさが混濁するこじんまりとした日本の砂漠を空を飛ぶ秘伝技で駆け抜け高尾山の山頂に跨り山を甘くみるなと喝をカップルに飛ばす謎のおじさんを仲間に咥えきなこをふりかけ匠な洗脳を愚図な愚民共(仮)に振りかけるという謎の設定を背負いし美少女に借金を背負われ一本釣りに出かけた校長先生が一日の間に完成させたという一度聞いたら最後二度と起き上がることのできぬ失神必死のサイコホラーなのかテクノポップなのか下手糞なラップなのか全く何が何だかわからないジャンルというものを根本から否定する校歌を絶唱する歌姫の滅びの歌を聞いた鳥達がざわめき北日本が日本海と太平洋の輪を掘り下げたという珍奇な伝説と実力と畏怖を兼ね備えた謎の珍奇にして好奇奇怪にして奇々怪々残虐にして非道悪さの限りを無意識で行う邪智暴虐なエンターテイナーという面の皮をこれまた綺麗に丁寧に被った劇団を資金源としたが靴に装着したカナビラが外れ網走街道天城越え日本橋から落下し滑空し首の骨を折った魚達が大移動を始めたという生態系が狂いだした死海と死神の鎌に跨り次いでに団子を咥え中身はこし餡であり美味であったので腹いせにコーンスープを飲み干してやったが自分がトウモロコシを口にした途端全身を下から上までなぞるような吐き気を催す人間であったことを思い出し慌ててこし餡の詰まったたい焼きで大海原を駆け巡るワタシは勇者ではなく、日本は晴れ、私の妄想は夢であり、妄想であり、叶うことはなかった。

人は同じ夢を見れないという。
いつも同じ夢を見る人間は実はいつも同じ夢を見ているのではなく少しだけ異なる夢をみるのだという。
という話を今でっちあげてみたのだが、どうだろうか。

エクスカリバーを配給されトスされたファイヤーボールは文字通り熱くキャッチャーミットが萌えあがる程であり萌え萌えでありアリは蟻でありアルプスはハイジでありクララでありハイドでありジキルは巧みな筆さばきをもって和を和紙の上で巧みな表現を持ってこれが表現だと全国民の皆さん私が正義ですと年末にも関わらず全国各地では世界中の悲惨な状況を呪いに呪ったデモ行進が篝火と共に集れ燃焼し後には紙くずが残るがそれはやがていつの日か私のティッシュとなり私は鼻水をかんだいなくるくると放物線を描きながら外は満月絶好のお花見であった中々正月がこない茄子がこないどうなっているしかし投げたボールは私に返ってくることはなく反比例のグラフのように地上から天井へと天井に引っ付いた紙虫はかみむしといい名のとおり列記とした神様の系譜に連なる紙ゴミの召使であった小間使いでもよい上腕二頭筋という筋肉とふくらはぎというおはぎみたいな筋肉ばかりが有名になってしまったこの界隈では腹筋協会の会員数は会長を含めて三人しかいないという酷い有様でありワシントンに置かれた世界腹筋参画機関通称金閣寺では日夜を通していかにして腹筋という文化が上腕二頭筋に劣らぬものになるのかという不毛にして孤高ぞんざいにして抹茶プリンより屍といった頭髪ばかり抜け落ちてゆくあれは頭のてっぺんだけが光輝くドーナツであった。非常に美しい

  • あまさら
  • 2015/01/03 (Sat) 21:52:45
初空のゆめ(時間外)
初空の次空の青にひっかかる
白き月ならカメラに収めた

大晦日の仕事納めから飲んで
食った元日は午後二時まで寝
ていて一年の始まりを台無し
にしてしまったけれど日付が
変わる一時間前には冬の星座
オリオンをはっきりくっきり
見られたからよかったことに
するんだってほろ酔い気分で
一人ではなかったからねって
二日の朝に見た初夢で母親に
叩き起こされてうるさいなと
口ごたえした私は目が覚める
と母親と妹の口喧嘩を聞いて
いた高校生のころに一瞬だけ
戻っていたんだったら初詣の
おみくじからは緑の招き猫と
健康運がころがりでてずっと
飲みたかった甘酒も飲めたし
連日の過食でお腹は痛かった
けれどたいそう幸福者だった
ので三日には約束をあっさり
とキャンセルしてくれた魚の
頭などゆめゆめはたくなかれ
なんてゆめゆめ言いたかった
だけなのあけおメェ~と羊が
鳴くから今年もよろシープっ
てこれも言いたかっただけね
新しき春の目覚めに五分の遅刻
  • こうだたけみ
  • 2015/01/03 (Sat) 22:05:47
初空のゆめ(時間外)
拾われる様に枯野のバスに乗ったら
筋通り割れぬ板チョコに悩む事になるバス内では
会話にてにおはを要らぬ程の外国人の様な人が
ちゃんちゃんこの中に子供が居るのは当然として
我が余生はバスの中で初暦が余白が多過ぎてよく分からんと
思って居ると電線にやっこだこがみえを切って居るかのように
絡まって居るのが車内から見えた

以上が私の初空のゆめです

以下5句を参考にしました
拾われるように枯野のバスに乗る 菊鞠潤一
筋どおり割れぬ板チョコ冬深し 風来子
てにをはの要らぬ会話やちやんちやんこ 達哉
余生には余白の多き初暦 枚方遊陽
電線で見得切ってをり奴凧 健央介
  • ぎわら
  • 2015/01/03 (Sat) 22:11:16

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