休肝日
これでお願いいたします。

  • 大場史夫
  • 2016/09/12 (Mon) 08:27:33
休肝日
核心をつく言葉だけの生活
それでは、詩はいりません、さようなら
詩とは言葉の回り道をすること
先生がそう告げたから
自我が自己を押し広げていく村上春樹的解説をお腹の中にして
今日も明日も下痢する
おはようございます
あ、おはようございます
必殺目線を合わさない挨拶を交わすことで
自分を殺めて
僕は透明人間さのイントロを誰にも届けずに奏でる
あの感動が再び欲しい
初めてに出会った時のあの感動
感覚は忘れないが感情が忘れる
小鳥屋さんの落とし物を見なくなってから久しい
やあ、こんばんは
そんな挨拶も久しい
もしもしでわかるから名乗らないでほしい
そして、無が欲しい
っむ
今思えばいくらでもわかる伏線には
堅い堅いコンクリートが拡がり
雑草がひょこひょこ生えて
文字通り誰も見ることのない花が
咲かない
不謹慎だが
地震でも起きればいいのにってたまに考える
共有できる悲しみが欲しいのに
ただただ、たったひとりで、かなしむ折に
肝に銘じておくべきか
やり直しなどできないこと
思い出は捨てるためにある
  • 2016/09/12 (Mon) 21:52:47
休肝日
久方振りに診る 殺人事件
ギラギラに光る 肝を冷やす
ぱくんと食めば 御袋のアジ

小さな骨は 喉に閊える
子供の内は 王に仕える

その内に 追い抜いてやると 意気込んで
割り箸を宛て するり抜ける筈の 小骨が
ひょんなことから 千切れてしまった
そんな契りを交わした覚えは ナンセンス

コポコポと アルコールでも 染み込ませ
牛乳色に染まった処で 雑巾方角に絞れば
砂絵よりは素直な文様が 出来上がるのだ

乾いた大地に 罅割れた文字で
エス・オー・エス
シー・オー・エフ・エフ・イーイー
未だ 酔うてしまう訳には参らぬ
用をこなしてしまわなければ参ってしまう
おっかない液体を 身体から救い出せ

今日は 休刊日
そんなコメントが 世界を賑わす事など
きっと 無い一日

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  • 藤鈴呼
  • MAIL
  • 2016/09/12 (Mon) 22:03:13
(投票対象外)休肝日
急患のまこと声は偽らぬ逆ギレの医師とAD
キィーを逆さまに回して開かぬ貯金箱
猫の子、仔猫と囃し立て
鞄の虎の子盗まれた
涼風の立つ朝の顔は
いつもの空気を吸い込んで


  • 大場史夫
  • 2016/09/12 (Mon) 23:05:37
休肝日
間がなぜか
正しく盛られて居て
却って胡散臭く感じられる
飯名姫は今日千句俳句を読んで
ため息をつく「これだけ読んでも効果ゼロですか」と
TOSHIYAのベースを聞きながら思う
フルーツグラノーラを食べると
詰め物が取れるのですかと
水鉄砲を発射しながら思うが
どうにもならない
目がデータと成って居る
休肝日なのに
目がデータに
飯名姫はパニック障害と成り
俳句を読むどころでは無くなった
ましてや詠むなんて・・
  • ぎわら
  • 2016/09/13 (Tue) 04:10:30

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