師走の花束は
駅の地下通路で渡された
オーケストラの演奏が終わりを告げ
小さな松が販売されていた
怪我をすればハーモニーが
漂い出すと言うのは噓だったけれども
じわじわと生じる
ワイルドな猪の群れに
私は詩を織り続けようと決意する
師走の花束は渡されたけれども
甘かった時のことは誰も反省しない
国連があるじゃないかと言う
訳の分からない言説も
今となってはやはり意味不明でしかない
ウニを食べても晴れぬ気分のままで
私はどうしてもニーサに手を出して
投資を始める
- ぎわら
- 2016/12/28 (Wed) 02:58:56