誰も足首を食べてくれなかった
わたしのひふを食べてくれなかった
何もないところでなにもしてくれなかった
た た た た 、
冷凍バナナで頭を自分で打った頭を冷凍マグロ
みたいにベッドで横になって、大人になってから始めておもらしをして、自分で片付けた
なんとなく、わたしは家出した
一人の家から公園に向かった、夜は、誰にでも優しかった
怖くないオバケたちが沢山いて、なぐさめてくれるきがした
久しぶりに買った自販機のタバコで、
エクトプラズムを発射
ベンチで足を組んで外灯を見上げて、その上の真っ黒な空を見上げた
コーラみたいな炭酸の泡でいっぱいの高層ビルの窓窓の明かりの向こう側で
頑張っている人と
一人で朝を待つわたしがいること
ミルで久しぶりに挽いた新鮮な豆で朝を祝福しよう
なんとなく棚にまだ入れっぱなしだったふたり分のマグカップを捨てて、新しい百均の緑色のマグカップを流して洗った
いっぱい分のコーヒー、
ブラックだけど、その朝焼けは、なんとなくひどかった胸焼けを溶かしてくれた
- あまさら
- 2017/06/06 (Tue) 04:52:58