夕ぐれのさんぽ
昨晩は寝てしまいました。
すみませんでした。
これでお願いします。

  • かんな
  • 2017/06/10 (Sat) 17:20:21
夕ぐれのさんぽ
影をふみたい
気づかれないように
気づかれないように
近づいてみたい

手をつながないけれど さんぽ
さよならをいう前の さんぽ
日が暮れる前に
日が暮れる前に

いっしょにこの夕ぐれを すごせたこと
すぐ そばからたこ焼きのにおい
それは あなたの一番きらいなにおい
ふたりして苦笑い

あなたは見ていない 影をふみたい
いつまでも さんぽ
さよならなんて いわないために
  • 待子あかね
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  • 2017/06/10 (Sat) 23:42:08
夕ぐれのさんぽ
夕ぐれのさんぽに出かけようと思ったが、空は未だ明るく
真夏に向けて、夕ぐれがじわじわと遅くなっていく
名残惜しむように、夜を遠ざけるように
何を惜しんでいるのだろう、怖がっているのだろう
いつ歩き出したって構わないはずなのに

まだ、空は明るい
歩き始めたらすぐにも日は暮れるだろうに
赤くなるのを待っている
思い出はいつも夕ぐれ色が彩り、
くだらない一言から、厚い手紙の束まで
全てを同じ色に染めていく

終わらないと信じていた
無くならないと信じていた
けれど、終わることを知っていた

少しずつ染まる空気が、夜の訪れを予告していた
ああ、そこに行きたいのか、行きたくないのか
当てもなく彷徨い歩いていても、
太陽が少しずつ、少しずつ落ちていく
  • 2017/06/11 (Sun) 14:44:51
夕ぐれのさんぽ(時間外短歌)
夕ぐれのさんぽなんだかさみしくてえのころぐさを掴んで離す

夕ぐれのさんぽなんだかおかしくてスキップ三度だけしてみてる

夕ぐれのさんぽ マンゴーの香る手 懺悔「ひとりで食べてしまった」

夕ぐれのさんぽカラスが鳴いていて一緒に帰ろうって歌う

夕ぐれのさんぽいつかは帰りたいどこへでもどこにだって行ける
  • こうだたけみ
  • 2017/06/11 (Sun) 18:16:13

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