投稿&投票していただきありがとうございました。
結果発表です。
みうらあ_の_ばでぃすきーさん 四票
はさみさん 一票
というわけで、みうらあ_の_ばでぃすきーさんの優勝です!
おめでとうございます!
優勝者には次回のお題を出す権利が与えられます。
一週間以内にお題を出してくださいな。
よろしくお願いしますね。
今回は、aiをどう発音するかで描くものが変わるお題にしてみましたがいかがだったでしょうか。
たまにはことば遊びもいいですよね。
まあ、私はいつもだけれど。笑。
それでは、投稿してくださった方々に感謝の気持ちを込めて、僭越ながら一言感想を。
ABさん、aiをエーアイと発音するとお題が15文字になることに目をつけていただいたようで。字余りで短歌。音数が決まっていると、aiをアイと発音しているのかエーアイと発音しているのかがわかりやすくていいですね。からまったコードが最後にほどけるところが好きです。
みうらあ_の_ばでぃすきーさん、こちらはSFチックなエーアイのお話。でもところどころにアイが散りばめられていて。なんだか人間じみた語り手〈僕〉は、てのひらを太陽に透かしてみれば見えるコードを血潮だと思っているらしい。ちょっとかわいいかわいそうな感じがよかったです。〈うん!〉はみうらさんの癖だよなーって思ったけど。笑。
こうだたけみ、Illustratorというアプリケーションで作ったデータを印刷所に入稿する際に付ける仕様書の体で書かれた作品。イラレの拡張子は.aiだから、本文は長いながいファイル名。頭に[復元]と付いていることから、このファイルはエラーを起こして強制終了されたもので、おそらく不完全であることがわかる。そう、不完全!
ぎわらさん、〈からめるコードの先のaiか〉という一文が3回も出てくるあたり、筆者がお題をぶつぶつ繰り返して、「このお題どーしたもんだろ〜」って思っている感じがしてニヤニヤしてしまいました。飛び込んで、書いてくださり感謝します。キットカットは尾行なんかしていないで食べたいです、溶けないうちに。
はさみさん、こちらはエーアイの独白、という体裁をとった筆者の独白のように読めました。〈生まれた瞬間から私は私であり、なんでもありませんでした〉と語り出す語り手は、〈手足をからめたとき/初めて人を怖いと思いました〉という経験から、自身と他者との境界を知る。そこに少しばかり恐怖心を抱くけれど、〈今でも私は私であり、なんでもありません〉と継ぐ語り手の、〈ただ、AIしてます〉のアイの先には他者がいて、そして語り手自身もいるのだと思いました。ね、人間の話だ。
そして社町 迅さん、ここ最近のゴルは過疎化が進んでおります。投票だけでも参加してくれるなんて、とてもとてもありがたいです。一時は15人くらい投稿者がいて賑やかだったんですよー。またそれくらい盛り上がるとたのしいのだけれど。
以上、今回もお付き合いいただきありがとうございました。
またここでお会いしましょう!
- こうだたけみ
- 2018/05/18 (Fri) 00:13:39