息付く
間もなく
既に
傾き
受ける
手が無く
思案する
間も
頭は
振られ
恐怖が
近づく
覚悟
出来ずに
倒れた
沈んだ
これより
視界は
不思議へと
至る
見慣れぬ
景色は
奇妙を
教える
しかし
なんにも
出来ない
ままに
我が身は
吊るされた
これは
何かの
罰なのか
というと
そうでも
ないらしく
力が
強まる
一抹の
期待
裏切りは
ないだろう
そしてまた
上空が
見えた
安堵し
思い出す
私の役目
さあ
動けよ
足元の
歯車世界よ
止まる
事なく
仕事を
全うせよ
さあ
時は来た
告げよ
進めよ
- 社町 迅
- 2018/06/23 (Sat) 00:32:04