即興ゴルコンダ（仮）

天使のはしご、の様な。

参加お待ちしております。

夕暮れに再び襲い来る
あずまんが大王
ドの音に逃げて
螺子をラッシと読んだ
雲の入江はもうない

月にかかる薄雲が砂浜ならば
鈍色の浅瀬の先は深い夜の海
その入り口を見つめて天使はラッパを構える

吹きたくはないが
吹く時を見計らい
合図を見逃すまいと月と夜の間を行き来する
終わりを告げる天使のラッパ

吹きたくはない
天使のため息が雲の入り江に波を立てる

遅くなりました。申し訳ない。
一言ですが感想を残させて下さい。

ぎわらさん
螺子、読めませんでした。螺鈿は読めるんですが。
繋がりは無いのについ探してしまう、謎解きの様な面白さを感じます。

白さん
天使のはしごが天上の世界への救済なら、
雲の入り江は世界の終わりが始まる場所なのだなあ、と。
ただ務めを果たす、アンニュイな天使の姿が目に浮かびます。