投稿がひとつしかありませんでしたが、社町迅さんへバトンを渡します。
社町迅さんの作品は「針」でも秒針なればこそ「切る」という面白い観点から始まっていました。過去は秒針がスライスしたもので、今は秒針が細切りしたもの、という立体的なアイデアが楽しかったです。時間は一分一秒ごとに縦と横に問答無用で刻まれてみじん切りになっていく大根というわけで、過去は思い出とか歴史とか、もっと違うものとかに整理されて料理されてしまうし、今はカラい、のですね。
秒針がどことなくユーモラスな恐ろしいものとして書かれているのが良かったです。
- はさみ
- 2018/10/18 (Thu) 01:43:45