お二方、投稿ありがとうございます。
以下、個人的な感想です。
ネンさんの作は最後の連がとても印象的でした。
さきという言葉が繋がったさきに、目を閉じたときの静かなる凱歌があるのは、いいなあと。
阿ト理恵さんの作は、本能的に(?)とても技巧的なことをしているんだな、と感じました。種から木が育ち実をつけるまでの時間が流れていて、当然舞台も決まってしまいます。語りのフォーマットによって二人の人物像が浮き上がってくるし、題の「さき」に落ち着くという。
楽しい詩だと思います。
- はさみ
- 2019/02/09 (Sat) 23:13:13