即興ゴルコンダ（仮）

「サイレント、太陽を睨むひまわり」にします。

当初、「しろ」のイメージから、イノセントかイノセンスにする予定でしたが、
早朝、サイレントにしようと思った次第で、となにを言っているのでしょうか。

ひまわり
おだやかに零す嗚咽
さようならの数だけ順延は認められた
かっちん
今宵の艶めき
夢とおぼしき種も芽も花咲くことを願ったんだった

大容量よ
なんだかんだいいたいこと
はぁ

終えてしまえよ
はさん

傷つく
ということを知らないままでいたなら
ひとは無垢なままでいられるのではないか
こどものような笑顔で
与えられたものを受けとめて
愛する、ということも
ありのままに
そこに以前から在ったもののように

かなしいときは素直に泣いて
くるしいときも疑わないで

チェルノブイリに植えられたひまわりは
自分が何かを知らない
そこにあるものを吸い上げて
背筋を伸ばし花をつける

世界を見渡せるものたちが
なぜ苦しい顔で空を見るのか
知らないまま葉を伸ばす