今回は投票対象者がお一人だけでしたので、
優勝はまいきーさんです。
おめでとうございます。
次回のお題をお願いします。
今回も、投稿してくださった方に感謝を込めて、僭越ながらひとこと感想を。
れっつプラスα!
まいきーさん
摂食障害当事者のモノローグがベタな感じで書かれているようにも見えるけれど、実際に苦しんでいる方の作品に見られる「書くことで浄化されたい」みたいなヒリヒリした感覚がないような気がしておそらく当事者ではないんだろうなと思いました。6000kcalを600秒で摂取して3600秒でまるっと排泄するという数字換算もフィクションっぽさを醸し出していて、安心して読めました。書かれているものとの距離感が好みです。でもそうなると摂食障害について書く動機みたいなものがないよなあと思って、もしやお題に引っ張られた感じ?と思ったらご本人が「お題に引っ張られて〜」とコメントされていたのでマジか!って思いました。ご参加いただきありがとうございます。
みずけーさん
歯医者の診察台から始まって、エンゲージリングは縁の下の暗がりか屋根の上に。ということは乳歯? これは嘔吐姫の成長譚なのかなと思って読んでいたのですが、6.で急に将棋の秒読みが始まったのでめちゃめちゃ笑ってしまいました。“実際にある光景を別の出来事に重ねて微妙にずれた感じで展開されていく書かれ方”をされる作品は大好物です。それと、「爪、指、管、節々、腕、枯れ枝、軟骨、骨、」と単語を並べ立てる表現とか、「鏡の前に立てばふたり/鏡を割れば大勢」のように最小限の言葉だけで光景がパッと浮かぶ表現は流石だなあと思いました。つまるところ、私はみずけーさんの書かれる詩がとても好きなのであります。
こうだたけみ
私の胃カメラは、口から(風邪薬のCM気取り)。みずけーさん、ウィスキーの語源は初めて知りました。しあわせの水=幸水(赤梨の品種)、命の水=経口補水液でした〜。あまい汁だけ吸って生きたい。笑。病気の治療で五日間くらい吐きつづけるのを二週間置きに繰り返すという体験を半年間したのですが、あれに比べれば今の胸やけなんてどうってことないなと。そんなの元気のうちだぜっていう。まあ、食道炎らしいんですけど。笑。現在とある方の詩を朗読するために猛練習していて朗読モードになってます。本作は、声に出して読みながら書きました。
以上、今回もお付き合いいただきありがとうございました。またここでお会いしましょう〜!
追伸、まいきーさんへ。
お題を出したら集計もセットみたいになっているので、ご自身の都合に合わせて出すのがよいと思います〜。ちなみに私の経験から申し上げますと、予告をしてから出すと比較的参加者が多いです。あと、出題は夜のほうが、締切も夜になるので参加しやすいのかなという気がします。でもまあ、あまりむずかしく考えず気楽に!
- こうだたけみ
- 2019/09/09 (Mon) 20:25:28