これから
題名は「これから」で、お願いします。

なにが、とびたしてくるのかな?

  • るるりら
  • 2020/06/08 (Mon) 22:27:24
これから(対象外作品)
高層ビルの谷間を
ムササビが滑空するのを 見るのは これからだ
インパラが屋上を 跳ねるのは これからだ
動物園の檻の中に居るべきなのは 二本足で歩く生き物のほうだ

ブルーグレーに光るガラスのどの窓の中にも 
今はもう 二足歩行の頭でっかち生き物たちは
もう 居ない
草木が街を覆いつくしている 葛根が地下鉄を更迭している
鸚鵡はもう 人の声真似なんてしない
さまざまな鳥の 様々な声の真似をしつつ独創的な唄を歌う

だれも窓の外にはでられない
けれど 選ばれし少女が現れた
アゲハの幼虫が 彼女の近くにきて 攻撃臭を出したとき
少女はアゲハの幼虫に顔をちかづけた その時の 
オレンジのような いい匂いったら

おもわず恍惚につつまれた瞬間

オレンジ色の太陽のような光につつまれて
彼女だけは ドアのむこうがわにいけたんだ

  • るるりら
  • 2020/06/09 (Tue) 16:18:45
これから
物凄く嫌味な妄想するけど、もしも文学部卒の女の子とつき合うことができたら、たとえば六月の昼下がり、以下のような会話をしたい(僕馬鹿なんで、どうしてもこんな風な会話になっちゃうんだけど、女の子のほうの発言は君たちのほうで脳内修正してね。批評もまた創造行為。もしも女の子のほうも馬鹿なままだったら、そりゃ君たちのせいだからね)。

六月。外は雨。美術館デートがお流れになり、出不精な僕はルンルン気分(男がいうとホント馬鹿そう)。さっそく PC 開いてここにアクセス、もう書く気満々でお題受け取る。

「これから、これから。三四郎、これから、門……」

PC は窓際に置いてあって、そのモニター越しに灰色の街並みが見えている。そして背後のソファで紅茶を飲んでいた彼女が、つぶやく。

「これから? うん? それから、ね」

僕はそのつぶやきを拾うことができるのだろうか? 僕の投稿は一体どうなってしまうのだろうか? そもそもこれは会話なのか? いや、一応文学がテーマだから、お茶、飯、風呂とは違うはず……。

漱石の三部作の題名が出てくるけど、たぶん彼女は国文科卒じゃない。やっぱ仏文? 僕おフランスは嫌いだけど……。そうだ。バルザックかゾラ辺りで古風な卒論書いちゃって、彼女に期待してたゼミの教授、ちょっとガッカリさせちゃってたりして……。あと女の子って書いちゃってるけど、僕的には元・女の子で全然オッケー。だって元・女の子って……。
  • 安藤紅一
  • 2020/06/09 (Tue) 18:16:06
これから
これからは歌をうたおう

小さな声で歌をうたおう
大きな声で歌をうたおう

悲しい歌をうたおう
喜びの歌をうたおう

愛しい歌をうたおう
楽しい歌をうたおう

怒って歌をうたおう
星々の歌をうたおう

激しい歌をうたおう
冷たい歌をうたおう

風刺の歌をうたおう
哲学の歌をうたおう

知つたかぶつて歌をうたおう
そっぽ向いて歌をうたおう


全てが応援歌になるのだから

 
  • らどみ
  • 2020/06/09 (Tue) 22:03:08

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