投票は2020/8/1 (土) 22:12からです
こちらもなにとぞお願いします。

  • AB
  • 2020/07/31 (Fri) 22:15:06
るるりらさんへ1票です。
票を 投票することにすら
あまり意味がないほど
お題と全ての作品が凄いなあと思いました。

その中で
うん、そうだよね、八月はストレートに
ちゃんと毎年感じないとね

個人的に思ったので
るるりらさんへ。
  • 0
  • 2020/08/01 (Sat) 22:54:52
たばすこさんに一票です
です。
まいりました。選ぶのがヘビーです。
三作とも、内容の濃い、それぞれのおわりかたを迎える詩です。あと、一週間で時間を置いて数回読んでから答えを出したいところ。
  • AB
  • 2020/08/02 (Sun) 10:57:35
みわさんに
んー難し過ぎて、昨日寝ました笑

祈るという行為を吹き込むことで折り鶴がまた生まれ変わったように思えたるるりらさんの作品と、
折り鶴のイメージから折り紙の展開図のイメージに自分の断面の構成し、そこに花束のイメージまでつけて家族を再構成しようとする限界状況を描いてるみわさんと

優劣はなく、それぞれのあり方でお題に応えようとしているように思いました。
んー、単純にイメージが面白かったという所でみわさんに一票いれたいです。

折り鶴と花束って所で僕は祈るという行為がどうしても頭からもげちゃって
にげちゃったんですけど、お二人の作品はなんだか誠実に向き合っててかっよかったなぁ。

まいきーさんのABさんのもよかったし、ここから更に選べと言われたら逃げてます。
  • たばすこ
  • 2020/08/02 (Sun) 16:05:26
るるりらさんに1票です
凄く難しい判断でしたが
詩の持つパワーが同等ならば、決め手は「短さ」になるかなぁと思い
るるりらさんに1票です。
「息を吹き込む=命を吹き込む」という神話的モチーフも好みでした
  • まいきー
  • 2020/08/02 (Sun) 17:03:19
みわさんに、一票です。
いやあー。迷いました。
迷いすぎて なんども 読み直しました。

集計後に どのように 迷ったかを、書かせていただくかもしれません。
  • るるりら
  • 2020/08/02 (Sun) 19:31:00
結果発表
みわさん 2票
るるりらさん 2票
たばすこさん 1票

投稿時間差で みわさんの優勝です!!
次のお題 お願いいたします。

---

0さん、まいきーさん投票、感想ありがとうございます。

たばすこさん 茶碗に花ひとつ、、、うう ってなります。最後の消えてゆくものであることも 共感します

みわさん こちらもひとつ花をとって、っていう描写から引き込まれます。最後の何気ない繰り返し、「ような」という心象と重なります。

るるりらさん あいかわらず上手い、と思います。最終連なんか繰り返して読むたびに感情が重なって、そのうちに泣かされてしまうのではないかと、かなりしみこんできます。いっぱい語りたい気もしますが、とりとめなくなくなるので、これで。

みなさま
いやあ、予想と違って、こちらがダメージくらう(良い意味で)ぐらいの力のある作品が来て、よかったです。
おつきあいありがとうございます。ありがとうございます。







  • AB
  • 2020/08/02 (Sun) 22:56:39
感想
蛇足
です。
ABさんへ

その子を見つめる
視界が
ゆっくりと収斂されていく
居心地のよさがありました。
ありがとうございます。
  • 0
  • 2020/08/03 (Mon) 00:09:04
お礼とお願い、次回8/8㈯についてのこと
なんと。

他の作品が大きすぎて、勝った、優勝した、という気がしません。そっと背中を押していただけたような心地です。作品を読み比べて感想をくださり、投票してくださった皆様方、本当にありがとうございます。私からも色々と、後日書き込みさせてください。

今回は少し目標があり投稿させていただいたため、投票に参加せず申し訳ありません。

実は、ふだん詩を書かない友人から突然「〜という文を思いついたので、(あなたに)あげる」「好きにしていい」と、あるフレーズが送られてきまして、それを次回のお題にしたいと考えています。

というのも、まず、その人自身で何か書くことを勧めたかったのですが「自分を的確に表したものなので自分で読むと痛々しい感じがする」と言っていて、なかなか踏み出せないようです。しかし表現の肩代わりをしてあげるということは不可能です。せめて「バトンのようにしてもいいか」と聞いたところ「(友人の知らない)詩人の方に見せて続きを書いてもらってもいい」という旨のことを言っていたので、せっかくなら以前から存じ上げていたこの掲示板の皆様に協力してもらうことはできないだろうかと思いつきました。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、こういったささやかなメッセージが届かなかったり消えたり忘れられたりするよりは、どこかで何かに変わるような世の中の方が素敵だなと思うんです。

お題を出す権利をもらえるまで挑戦するつもりだったので思ったより早くチャンスが来てしまい慌てていますが、なんとか大切な友人の一歩を繋げたい、広げたいと思っていますので、どうかお付き合いいただけたらと思います。

次回は8/8㈯の夜にお題を出すつもりです。
その間に、友人にこのページを見てもらって一応OKをもらうのと、私からも今回の投稿作品のコメントや返信などさせていただくことにします。【追記:友人に知らせたところ喜んでいました!】

たくさんの方に参加していただけたら嬉しいです。
なにとぞよろしくお願いいたします。
  • みわ
  • 2020/08/03 (Mon) 00:39:31
感想
せっかく参加させていただいたので、皆様の作品に少しずつコメントさせてください。
思った以上に分量が多くなり、時間がかかってしまいました。

それと、もしこちらの使い方が間違っていたり、やっていることが趣旨から外れているようでしたら申し訳ございません。その時は遠慮なく教えてください。


>たばすこさん

先に投稿されていたので自分の拙作を書き終えてから真っ先に読ませていただいたのですが、とてもドラマティックな詩でした。

森の中をイメージさせる連から始まり、その主だとわかった折り鶴が嘴を持ち上げたと同時に踏みつけられ、実はもうとっくに足に主語を奪われている、というトリックがおもしろく、それから足が「折り紙のような花束」を抱えていくつもの改札を抜けていく情景が、ところどころ否定的なニュアンスとともにあっという間に流れていくスピード感は、きっとよくよく読んで味わわないといけないところですね。

私的な解釈ですが、こちらの詩は、薔薇の花も墓の下にある骨も、折り鶴も折り鶴の骨も(もりの木の幹も)みんな同じであるという言い方を試みていて、渋谷とか改札口とか交差点とか、に象徴される技術によって生けるものが押しつぶされて染められ歪められていることは、かつての空襲からずっと続いていることだ、という悲哀をはらんだ作品だと思っております。(だから詩の大部分の語り手である、人と思しき彼は、足だし、足跡でしかない、平な姿をしていて、薔薇の花も一本一本が折り鶴なのではないでしょうか)

スクランブル交差点に捨てられた折り鶴はどこにも行けず、森を想ってもそこへは帰れない。同様に、足跡の彼も行き場や帰るところを探しているのに、墓の下はちがう。「死んでから渡されてもしょうがない」。折り鶴や花と同じように加工されて、もとの姿に戻ることもできず、しかも彼自身も折り鶴を踏みつけ、改札を抜けてきている。それでも足跡の彼は「生きている時にもらって嬉しい」ことにも気が付いて、墓前に花を捧げるのが痛々しく切実で、最後にそれを箒星ととらえる姿が、大好きな詩です。

死や生というより、魂についての詩として読ませていただきましたが、意に沿わない読み方をしていたらすみません。



>るるりらさん

るるりらさんの詩は、なんのてらいもなく素直な感触がします。私はどうも身をよじってひねってやっと抜け出す苦肉の策のような言葉遣いになりがちで、時にうまく伝わっていないこともあるのですが、こちらの詩には解釈も何も必要なく、むしろ言葉を付け足すことは野暮ですね。
まさに折り紙の手つきで書かれた詩というべきか、押しつけがましくなく、丁寧に、やさしく形作られている作品。あるいは、息を吹きこむようにやわらかく書かれた作品。

ちいさめの正方形の紙のかわいさや、かつていた少女の影の深さにため息が出ました。誰が折っても鶴だけれども、少しずつ違うように、私たちも、人なんですよね。だからこそ、少女にばかり思いを馳せるのではなくて、今この瞬間のいのちにも同じだけの愛を注ぐ表現がぜんぶを包み込んでいて、なんといいますか、心から、この詩があってよかったなと。

私は愛されたいとか、愛したいとか、愛されているはずだとか、そういう表現ができても、どうしても中心を掬って言葉にすることができないというか、直視できないところがありまして、こういう詩を書けることをとても尊敬します。



>まいきーさん

ちょうど時間外に投稿されているところなどを勝手にリンクさせてはいけないかもしれないのですが、とはいえそれが、私の中で詩の内容に説得力を与えているところがありました。

語り手には後ろめたさや無力感や後悔、投影、そして、その先に何か信じて探しているものがあるのでしょう。

最後の行は「僕ではない、もっとマシな誰か」をどこかに求めているようにも見え、個人的には「いいや、君よりマシな誰かなんているもんか。誰かと比べられたりさせるもんか。でも、もっとマシな世の中にはしていきたいよね」というような気持がほんのりと起きました。私のこのコメントが詩の中に浸透して語り手に届くことはないかもしれませんが、でも、語り手より他の誰かの方がマシ、なんて嫌だな、と私は思います。もしいるとしたら、語り手自身なのではないか、と思います。

だから、どうかこの誰かが、好きな時に好きなだけ悲しんで、できたら表現して、悲しくない時には悲しまずにいられますよう。



>ABさん

この『風待ち』というのはABさんの作品なのですよね。私はこの詩もとても好きです。暖かい眼差しを感じます。

脳や心にかけられたいくつものスクリーンから不安や恐怖が沁み出してきて、人質に取られてしまうというか、そういう感覚がとてもよくわかる気がします。どんなに不安でも恐ろしくても、その弱みを悟られることも不安で恐ろしいから、泣き顔なんて見られるわけにいかなくて、それでも、

>花火、キリコ、エイサー
>囃子、漁火、風車
>を見ながら、聞きながら
>空を見ながら
>虫の声を聞きながら
>風の音を聞きながら
>ときおり
>声をあげて泣いてもいいかい
>と、痛む胸と
>深い寝息の顔に問いかける

こうやって愛しさとか美しさに触れるとつい泣いてしまいそうになる。

花束と折り鶴にはどちらも、祈るような気持ちの込められたものだと思います。私がお題を見てすぐに頭に浮かべたものは、なんだか浅薄だったかもしれません。
  • みわ
  • 2020/08/06 (Thu) 19:44:24
感想ありがとうございます
ABさん、みわさん感想ありがとうございます。

なんだか、ここまで読んでくださる方がいるのってうれしいです。
書いてよかったなぁと思いました。

なんもない所から何かをひねり出すのって、僕にとって難しいことなのですが、
ひねり出したってことはそれなりにいろいろな思いみたいなのがあふれてきたことだと思っているので、

そういうものからいろいろくみ取って読んでくださって、それから感想まで書いてくださって、頭あがらないですね。

本当に素敵な感想をいただきました!
ありがとうございました!
  • たばすこ
  • 2020/08/06 (Thu) 23:54:24
感想です。
わたしが、どんなふうに迷ったかを書きたいと 予約を入れておいたので書きます。

***************************************
●たばすこ さんの作品に感じたこと

たばすこさんの作品は、都会の喧噪や殺伐とした空気感が印象的な作品でした。
空気感を描くために 五感を ときすまして書いておられるのが、ああ わたしも
背景からしっかり書ける人になりたいなあ。なってやるぞ。と、思わせていただけました。

●みわさんの作品に感じたこと

たばすこさんの作品と、みわさんの作品とを 比較して例えるならば、
たばすこさんの作品は 望遠レンズ広角がしっかりしているのに対して、みわさんの作品は 顕微鏡。視線が細部に そそがれていると感じました。次の箇所が好きだったです。↓

>熱っぽく輝くガーベラたちがわたしのために咲いてくれたのかどうか、確かめる術を教えてもらうためとはいえ、コレは押せない。
ガーベラの真ん中にも似た重なり合いの中から鶴を一つもいだ。やって良いことと悪いことがある。丁寧に剥がして中身をみた。花みたいに拡がった。雄しべと雌しべ。花弁と萼。どれもあった。

ガーベラの花を一輪持ってきて、たしか よくよく観察したときに、中央部分にたくさんの雄しべがあって 一輪の花の中に たくさんの鶴がいるような構造に見えたなあと思ったんです。この細部に対する観察眼に まず 目を見張りました。この詩の話手は、自身の快癒への願いと まわりの方々と心を通わせたいという願いを語っている。それがこの作品だと読み取りました。

一輪のカーベラって、実は無数の花でできているでしたね。人の心が、たくさんの思いでできているのに そういえば なんだか似ているなあと思いました。

でも、たばすこさんのと みわさんのを比べて、どちらを選べば良いかと思うと、
望遠鏡と顕微鏡は どちらが優れているかという比べたって、比べられないです。すごく迷った結果。みわさんを選んだんです。

●まいきーさんの作品に感じたこと。

ものすごーーーーーく、この作品にでてくる慰霊碑をめぐる人々のことが気になります。
まがまがしくって、きになる。おもわず、日本以外の慰霊碑の周辺でも 様々なドラマがあるに違いないなあという広がりを、私の場合は感じました。社会が描かれていて、うわあ、これも 良いですけど、どうしよう。と、思いました。実は、時間外に気が付いたのは 集計後だったので、わたし的には 候補でした。私ったら それで、投票に時間かかったんです。あは

●ABさんの作品に思うこと

【風待ち】のエモーショナルな感じ。いいわあ。いいわあ。むちゃくちゃ好きです。

 【花束と折り鶴が少しだけ風に揺れるように】と、いう最終行は、それだけでもう 立派に詩だと思いました。
題の提出のしかたが、お洒落です。うわあうわわわわわ・かっこいい。
こんな題の出し方したいです。とっても、勉強になりました。ありがとうございます。
  • るるりら
  • 2020/08/07 (Fri) 02:07:03
みわさん、るるりらさん。感想ありがとうございます
> みわさん、るるりらさん

結果として時間外になって良かったかなと感じています。
他の作品に比べて劣っているように思えます。何より「風」の要素を入れる時間が無かったのがいけない。
この詩は珍しく僕の実体験を素に作られたモノで、初稿はもっと直截的で怒りや憎みが濃厚すぎるものでした。また、この詩を書くことで僕の心が軽くなってしまったら、僕も死者を利用している者どもの仲間入りになってしまいます。当初、なぜ自分が「僕ではない、もっとマシな誰かが」という行を足したのか自分自身でも理解できていませんでした。みわさんの感想を読んで、自分の下衆さに無意識に気づいていたのかもしれません。表に出すべき詩ではなかったとも思い削除しようかと悩みましたが、お二人の感想のおかげで良かったのかもしれないと思えましたありがとうございます。
  • まいきー
  • 2020/08/08 (Sat) 00:11:23

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