蜂と虻の区別は難しい
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  • ぎわら
  • 2021/03/05 (Fri) 22:24:26
蜂と虻の区別は難しい
峰と虹の区別は難しい
世界が終わった時も
気が付かなかった
神様は絶望して首を括り
粛々と責任を取る
峰だろうが虹だろうが
そうでもないものだろうが
結局の所休みには寝る
夜は長いのだ、途方もなく
光る方がそうだよ
峰か虹だ
  • ネン
  • 2021/03/05 (Fri) 22:35:33
蜂と虻の区別は難しい
暖かな日差しの中を
さくらと梅とを探しながら
常緑と知らぬ花のあいだで
名付けたものを忘れてしまう
名付けたことすら定かでなくて
そうこうしているうちにいつのまにか
新しい朝を始めてしまう
昨日のシカクをいつまでもいつまでも
塗りつぶせないままでいて

わたしは手帳を買って
あしたをつなぎ止めておきたい
わたしが名付けた世界を忘れないように
だれかが名付けた物で埋めつくされてしまったここで
何も選べずにいるわたしたちの
地図となるようにしたかった

あなたに通じる言葉は
名前がついていて
それで話すしかないわたしたちの先には
いつも絶望しかない
あなたが歌いたい時に
適当なふしと言葉を書き留めて
あげることもできるとおもう
私たちがわだかまって
うなりが大きくなったときに
歌ってほしい
あしたのために
  • たかは
  • 2021/03/06 (Sat) 16:08:14
蜂と虻の区別は難しい(投票対象外)
ご飯を炊くと
ロースハムが食べたくなって
太陽が雲に隠れた頃を
見計らって
コンビニとかスーパーに行けば
硝子にへばり付くヤモリを見た
丁度アブか蜂を狙っているのだ
私の見立てでは虻だと思ったのだが
蜂なのかもしれなかった
  • ぎわら
  • 2021/03/06 (Sat) 18:05:46
蜂と虻の区別は難しい
「蜂と峰の区別は難しい」「虻と虹の区別は難しい」
意識(わたし)が思いついたと認識していたフレーズは無意識(だれか)から告げられたものだった
そう気づいた時そのフレーズを核として始まった詩は続きが書けなくなった
わたしは峰を蜂と読み虹を虻と読んでいたというのに
峰と虹という文字を見ただれかが言葉をよこした
かくも区別は難しく私の言葉がわたしの言葉なのかすらも区別は難しい
蜂と虻の区別は難しいが必要なのか
刺されたら痛いか痒いかの違いはあるがどっちも嫌なことに変わりない
嫌なら避ける
区別ができてもできなくても私の行動は変わらず
この思いを詩に書くしかないのだ
  • 2021/03/06 (Sat) 18:38:54

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