「退屈は猫をも殺す」
どもです。

新ルールに則り、出題させていただきます。

よろしくお願いします。

愛萌

  • 愛萌
  • 2021/11/27 (Sat) 16:53:14
「退屈は猫をも殺す」
吾輩は、、、吾輩は、、、ニャンだっけ?
そう、それは我が灰である。
「我」はもうない。
ただ灰のみであり、もう燃え尽きた。
かつてはヒューマンだった。
やがてゆっとりヒーマンになり、
ついには略されすっかりヒマになった。
あまりにヒマだから寝ころがっていると
ついついウトウト眠くなってくると
なんだかすっかりネコにニャってくると
ニャンとかヒーマンに戻ろうとした夏
ひーひーひーひー日めくりしていたら
ついには火がついちゃってみャオー!
あわてて消火器をさがしてみたけれど
そう、さっきまであったはずなのに
もう漱石しかいなかったから
(なんつー運命、夏め)
仕方なく消火器でなく漱石を使い 
我が灰を猫にしてもらった。
以来、「我」はネころんだままである。
ニャ前はまだニャい
(吾輩がニャン冊も増殺されるたび
死なニャい増殖に死ぬほど退キャッツしている。
ニャンまいだぶ、ニャンまいだぶ)

  • きくにしゆうざ
  • 2021/11/28 (Sun) 03:04:12
「退屈は猫をも殺す」
履き古した黒い靴を投げ出すように脱いで
ソファーに寝転がれば暗い退屈を吐いている
君がいることで齎された苦しみは
君がいないことで齎される苦しみ程には
奪っていかない
満ち満ちしていた何か明るい何かを
吐き続ける「君がここにいない」「君が帰ってこない」
「理不尽に怒られない」「つまらない」
「喜ばせる方法に苦心しない」「旅に連れていかない」
「触れることを求められない」「手が冷たい」
「爪を立てられない」「退屈は猫をも殺す」
好奇心は抱けても退屈は抱きしめたら死んでしまいそうだ
君への好奇心は何処へ飛ばせばいいんだろう
手放したくなどないけれど置き場所がないんだ
  • 2021/11/29 (Mon) 15:19:43

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