ミルク色の唇に
せっかくなので(?)お題を出してみます。
果たして24時間以内に気づいて投稿してくださる人がいるかどうか…?

ミルク色の唇に、覚えているはずのない日のことを思い出す。
ミルクのぬくもりと甘さだけが全てだった日のことを。
カフェオレが始まる前のこと。
ママの味。

  • 2021/11/16 (Tue) 15:15:28
Re: ミルク色の唇に
ミルク色の唇に ジャン・ジュネのこすりつけた苦い味
凍てつく冬空を裂いてあそぶ大鷲の荒々しい飛翔も
重力がなければただの浮遊に変わるのと同じで
重くのしかかる絶望がなければ 人の高揚は生まれない

どんな女性よりも聖母と女王にふさわしい男性は
生を産まない背徳の裏で死を産みおとし
聖母にまさる慈悲と女王以上の魔力で育てあげ
絶望的で絶対的な愛によって彼を包みこむ

もっとも卑劣で極悪な彼が泥から濾過され
澄みきった真水の美男子となって身を踊らせ
太くいきりたった陰茎を空に突きたてるとき

うちひしがれた額もひまわりのように首をのばし
生き生きとした歓喜とともに巨根をくわえこみ
天がける恍惚のふるえで 唇をミルク色に染めぬく
  • きくにしゆうざ
  • 2021/11/23 (Tue) 21:42:15

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